在来工法では柱が105㎜なので断熱材は必然的に105㎜になります。これを何故300㎜にするかと言いますと、温熱環境的に2点あります。
① 熱抵抗値を確保するため。
② 熱橋対策のため。
断熱材にはそれぞれ熱伝導率(熱の伝わりにくさ)があります。数値が小さい程、熱は伝わりません。
実際の壁の熱抵抗値は厚さ÷熱伝導率になり壁の厚さが有効だという事がわかり
ます。
ます。
グラスウールの熱伝導率0.038W/m.k 厚さ105㎜では0.105÷0.038=2.76(熱抵抗値)
厚さ315㎜では0.315÷0.038=8.28(熱抵抗値)
断熱は厚ければより熱に抵抗します。
②の熱橋は断熱材の施工部分が切れて連続していない状態の事を言います。家全体では工法にもよますが20〜40%にも及びます。簡単に言いますと20〜40%が断熱されていない事になりますので柱や梁などの構造体も断熱する事が重要になります。
実際に暮らして1ヶ月が経ちましたが、とても快適です!
特に睡眠の質。
以前のアパートの生活と違い、体が寒さで緊張状態では無く、ぐっすり眠れてます。子供達の寝相が悪く、布団がかかってない状態でも風邪の心配がありません。
『パフォーマンスを上げる為の上質な空間。』
しっかり疲れをとって、明日に備える。。。
アスリートではありませんが、1ヶ月暮らしてみた感想です!(^ ^)
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