オープンに向けて大工工事は、ラストスパートです!完成に近づく様子は楽しくまた、一瞬一瞬の決断を迫られます。図面通りに行かない納まり、現場で決めようとしていた部分など、コンセプトと一貫性があるか!?を意識して現場を進めております。 部材の組み合わせだけでない、『人が中心の家づくり』は、自由なアイディアをカ タ チにします。
これは、中二階(ちゅうにかい)の格子のデザインです。壁の奥がボルバリング用です。ここは、体を動かす場所でありながら、休憩スペースにもなります!ハンモックでの休息は、私自身の憧れ!
世界文化遺産に登録された国立西洋美術館を見に行った時の感動を「いつかカタチにしたい」と思っておりました。人工の照明では感じられない豊かさ。この家のコンセプト『時間と余裕をつくる家』の重要なポイントになりました!壁の色をどうするか、まだ迷ってます。
そして外壁。家の寿命が長くなり、50年後も変わらず愛着を持てるデザインをどう表現しようか?考え続けておりました。職人がメンテナンス出来るもの、耐久性、を考え塗り壁と木の組み合わせにしました。木に関しては、地元または国産の木材にこだわりたいと思っております。
多くの人が関わる「人が中心の家づくり」をこの展示場でも実現したいと思います。
外壁の木は杉材です。木の節も含め質感が出る様な塗装を施しております。外壁に貼る前に塗装し、完成前にもう一度塗ります。